そもそも、なぜ“今の時期”は体調を崩しやすいの?

— 崩さないための薬膳的ポイントをまとめました —

最近、
・朝起きても疲れが抜けない
・寝ても寝ても眠い
・なんとなく体が重だるい
そんな声を生徒さんからよくいただきます。
「ちゃんと寝ているのに、なんで毎年この時期に調子が悪くなるんだろう?」
実は、今の時期(9月・初秋)は体が不調になりやすい条件がいくつも重なる“ゆらぎシーズン”なんです。
今日はその理由と、薬膳的にできる対策をまとめてお届けします。
 

なぜ今の時期は体調を崩しやすいの?

理由は3つあります。

① 夏の疲れ(内臓の冷え)がドッと出ている

夏の間、冷たい飲み物やアイス、冷やし中華などを多く摂っていませんでしたか?
実は、夏の間に冷やされ続けた胃腸は、今まさに疲れがピークに達しています。
 
胃腸の弱りは、
✔ だるさ
 
✔ 食欲不振
 
✔ 疲れが抜けない
 
といった秋バテの症状を引き起こします。
 

 


② 昼夜の寒暖差で自律神経が乱れる

日中はまだ厳しい暑さが残るのに、朝晩はサラッとした涼しい風が吹くようになってきましたよね。
この一日の激しい気温差に体がついていこうと、自律神経がフル稼働します。

その結果、

✔ 眠気

✔ 頭が重い

✔ やる気が出ない

といった“なんとなく不調”につながります。


③ 秋の「乾燥」が始まりつつある

東洋医学では、秋は「燥邪(そうじゃ)」といって、乾燥が体にダメージを与える季節と考えます。
空気が乾燥し始めると、肺や喉、肌の潤いが奪われ、
 
✔ 空咳
 
✔ 喉の違和感
 
✔ スキンケアをしても肌がカサつく
 
といったマイナートラブルが増えていきます。
 

 

体調を崩さないために今日からできる薬膳的対策

ここが“薬膳が最強”と言われる理由です。
薬膳は 病気になる前から予防ができる食事法

◎ 胃腸を守る「気を補う食材」

・米

・長芋

・さつまいも

・かぼちゃ

・きのこ類

・鶏肉

→ 夏のダメージを受けた“土台(胃腸)”のケアを最優先にします。


◎ 体を内側から潤す「白い食材」

・梨

・蓮根

・白きくらげ

・山芋

・大根

・蜂蜜

・豆腐

→ 秋の乾燥から喉や肺、お肌を守り、内側から潤いを与えます。


◎ 水分代謝を整えつつ潤す食材

・小豆

・黒ごま

・松の実

・クコの実

→夏の間に溜まった余分な水分をさばきつつ、必要な血や潤いを補います。

 

 

体質・症状を理解して食材を選ばないと、逆に不調が悪化します

ここが一番大事!

薬膳が“ただの健康食”と違うところは「万人に合う食材は存在しない」という考え方。
例えば…
 
○眠いからコーヒー → 胃腸をさらに弱らせてだるくなる
○乾燥対策にトマトやスイカ → 夏の食材は体を冷やすため、冷えタイプは悪化
○スタミナをつけたくて激辛料理 → 発汗しすぎて体の潤いがさらに奪われ、乾燥タイプは不調が進行
 
 
つまり「自分の体質・今の症状に合う食材を選ぶこと」こそ最強の予防ということ。
 

秋を元気に過ごすために大切なのは

「季節 × 自分の体質」を理解すること

季節には季節の理由があり、体質には体質の弱点があります。

薬膳はどの食材が、どの体質に、どんな作用をするのかを“地図”のように教えてくれる食の医学。

だからこそ

  • この時期いつも眠くなる
  • 体が重だるい
  • やる気が出ない
  • 毎年秋口に調子を崩す(秋バテする)

と悩んでいる人ほど、薬膳が役立ちます。


まとめ

今の時期のだるさ・秋バテには明確な理由がある

季節対策だけでなく「体質に合った食材選び」が必須

合わない食材は健康そうに見えても逆効果

薬膳は“予防の医学”であり、季節の不調を未然に防ぐ


 

秋の不調を根本から整えたい方へ

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