自分のことは自分が一番知らない
20代の頃から私は冷え性でした。
でも、理学療法士として
患者さんに触れている時
手が温かいと言われていたので
冷え性なんて自分では気づかなかったんです。
ある時エステに行って施術中に
足がとても冷たく浮腫んでいることを
指摘されてびっくり!
その頃の私は
花粉症
生理痛
便秘
偏頭痛
胃痛
常になにかしらの
薬を飲んでいました。
冷え性と知って始めたのが
冷え性に良いと言われる生姜を
何にでも入れる生活。
一年中職場や自宅にチューブの生姜
お弁当のお供に生姜たっぷりスープ
毎日飽きるほど生姜三昧。
でも結局その冷え性もむくみも
一向に改善されませんでした。
胃痛はどんどんひどくなるし
気がついたら薬を飲まないと
お通じもなし。
これ、全て生姜の摂り方に
問題があったんです
正しい生姜の使い方
生姜の効能は、新陳代謝の促進やむくみの解消、殺菌作用など
さまざまです。
①血行促進には生の生姜
生の生姜に多く含まれる辛味成分のジンゲロールには
血の巡りをよくし一時的に発汗を促す作用があります。
そのため、夏のむくみ(水分代謝の悪化)対策や
体に熱がこもりやすい方にオススメです。
②冷えには加熱した生姜
生姜を加熱すると、ジンゲロールの一部が
ショウガオールという成分に変化
体を温める効果が高くなります。
冷え症の方は
温かいスープやカレーなどの
煮込み料理に刻んだ生姜を加え
10分ほど加熱していただくのがおすすめです。
取り過ぎると体が乾燥するため要注意。
だから私は便秘が悪化していたのかもしれません💦
それを教えてくれたのが
「薬膳」
そもそも私の冷え性の原因は
血が足りなくて巡っていなかったこと
まずそこを改善しないといけなかったんです。
そんなの知らないから
冷え性に良いと言われる生姜をひたすら
食事に取り入れていたんです。
でも今は薬膳のおかげで
自分の体に合った食材を
その時その時の状態に合わせて
選ぶことができるようになったので
全ての悩みから解放され
病院にも薬にも頼らない生活が
できるようになりました。
自分のことは自分が一番知らないから
体に良いと言われる食材が本当に
合っているのかどうか
病気にならないため
不調を改善するためには必要
その方法が薬膳なら
やらない理由はないですよね。