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なぜ今の時期は体調を崩しやすいの?薬膳でできる3つの予防対策

そもそも、なぜ“今の時期”は体調を崩しやすいの?

— 崩さないための薬膳的ポイントをまとめました —

最近、風邪やインフルエンザで体調を崩している人が本当に多いですよね。
「私も気をつけているのに、なんで毎年この時期に弱るんだろう?」
そんな声を生徒さんからもよくいただきます。

実は、**今の時期は体が不調になりやすい条件がいくつも重なる“要注意シーズン”なんです。

今日はその理由と、薬膳的にできる対策をまとめてお届けします。

 

なぜ今の時期は体調を崩しやすいの?

理由は3つあります。

① 気温差で身体が追いつかない

朝晩は冷え込み、日中は暖かい日がある。
このギャップが自律神経を乱し、免疫が落ちます。

② 乾燥で“粘膜のバリア”が弱くなる

ウイルスは乾燥が大好き。
乾いた空気は鼻・喉の粘膜を弱らせ、感染しやすい状態に。

③ 暖房で体内の水分が奪われる

外は乾燥、室内も乾燥。
体内の潤い不足は、咳・喉の痛み・肌荒れにもつながります。

 

体調を崩さないために今日からできる薬膳的対策

ここが“薬膳が最強”と言われる理由です。
薬膳は 病気になる前から予防ができる食事法

◎ 寒さに負けないための「温め食材」

・生姜
・ねぎ
・味噌汁
・黒ごま
・シナモン

ただし! → 体質に合わない“温めすぎ”は逆効果
(あなたが20代の頃に経験したように、
「冷えるから生姜!」と毎日入れていたら乾燥が悪化し、胃を壊してしまった…
これは 気虚・陰虚タイプが生姜を摂りすぎた時に起きる典型例

◎ 乾燥を防ぎ粘膜を守る「潤い食材」

・白きくらげ
・梨
・はちみつ
・豆乳
・大根

◎ 免疫を底上げする「気を補う食材」

・米
・長芋
・かぼちゃ
・きのこ類
・鶏肉

 

 

体質・症状を理解して食材を選ばないと、逆に不調が悪化します

ここが一番大事!

薬膳が“ただの健康食”と違うところは 「万人に合う食材は存在しない」

という考え方。

例えば…

● 冷え性だから生姜をとりたい → 胃弱タイプには逆効果

乾燥・胃痛・食欲不振などを引き起こす可能性があります。

● 咳が出ている時に唐辛子を食べる → もっと悪化

刺激物は喉の粘膜をさらに弱らせます。

● 便秘だから食物繊維! → 冷えタイプは悪化

体が冷えて動いていないところに“冷やす食材”を入れると固まります。

つまり
「自分の体質・今の症状に合う食材を選ぶこと」こそ最強の予防
ということ。

冬を元気に過ごすために大切なのは

「季節 × 自分の体質」を理解すること

季節には季節の理由があり、
体質には体質の弱点があります。

薬膳は
どの食材が、どの体質に、どんな作用をするのかを“地図”のように教えてくれる
食の医学。

だからこそ
・風邪をひきやすい
・喉が弱い
・毎年冬に調子が悪くなる
と悩んでいる人ほど、薬膳が役立ちます。

まとめ

✔ 今の時期に風邪・インフルが流行るのには明確な理由がある
✔ 季節対策だけでなく、「体質に合った食材選び」が必須
✔ 合わない食材は健康そうに見えても逆効果
✔ 薬膳は“予防の医学”であり、季節の不調を未然に防ぐ

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